医療コラム

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レンコンは風邪に効く?

2019年1月
管理栄養士 小西

1月に入り、ぐっと冷える日が続いていますね。
空気もとても乾燥しています。
インフルエンザや、風邪が流行ってきていて、
体調を崩されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。





そこで今月は、風邪の予防や症状の改善が期待できる
レンコンの栄養成分についてお伝えします。

レンコンは、晩秋から冬にかけて旬の野菜。
今が旬のため、栄養価も高くなります。

レンコンには、穴がたくさん空いているため、
昔から「先(将来)が見通せる」として、縁起の良い食べ物として知られ
お正月や慶事には欠かさず登場する野菜です。






レンコンに含まれる栄養成分


◆ビタミンC
ビタミンCには、免疫力を高める作用があり、またコラーゲンの生成、
抗酸化作用など様々な生体機能に関与しています。
レンコンにはビタミンCが豊富に含まれています。
ビタミンCは熱に弱いのですが、レンコンはでんぷんが多いため、
ビタミンCを熱から守ってくれます。

そのため、加熱してもビタミンCが減りにくいという特徴があります。
風邪の時にはビタミンCが大量に失われるため、補給が必要です。



◆カリウム
ナトリウムと作用しあうことで、体の水分を調節します。
ナトリウムを尿中へ排泄し、血圧を下げる働きがあります。
カリウムが多く含まれている食品を摂取することで高血圧の予防になります。


◆食物繊維
整腸作用や肥満予防への働きが注目されている食物繊維。
食物繊維には、便の量を増やしたり、
腸内の善玉菌の割合を増やし、腸内環境を整えてくれる働きがあります。


◆タンニン
ポリフェノールの一種。アクと言われ、レンコンを切った時に、
黒くなってしまう成分です。
抗酸化作用が期待できます。
消炎作用や止血作用があり、胃潰瘍や十二指腸潰瘍に効果が期待できます。
喘息の原因でもある気管支粘膜の腫れを改善させる働きがあります。



レンコンの民間療法


レンコンは昔から、民間療法として使われてきた食材です。


鼻づまり
れんこんのおろし汁をガーゼや綿に湿らせて、鼻孔につめます。
これを左右交互に繰り返して行うと鼻が通るようになります。


咳止め
れんこんをすりおろして絞った汁を飲むと、痰を切り、咳止めに効果があると
言われています。



カンタン!風邪に効くおすすめレシピ



レンコン湯
【材料(一人分)】
・レンコンのすりおろし汁 大さじ3
・生姜汁  2~3滴
・塩     少々
・水(レンコンのすりおろし汁の2~3倍量) 1/2カップ


【作り方】
①レンコンはたわしで丁寧に洗い、節の黒い部分を取り除く。
皮も節もすべてすりおろし、汁を絞る。
②鍋に材料を全て入れて火にかける。
③沸騰する直前の、鍋まわりがふつふつし粘り気がでてきたら、
火を止めて温かいうちに飲む。






風邪の予防にも、症状改善に役立つレンコン。
ぜひ旬の時期に、召し上がってみてください。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。