医療コラム

【5月】メタボになりにくい体をつくる!日々の食生活 5つのポイント

2014年5月20日

管理栄養士 中居有紀

 

今月初旬の栄養学講座で、1人の患者さんから自作のレモンをいただきました。

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スーパーの売り物レモンも顔負けの、ふっくらしっかりとしたキレイなレモン!
新鮮なレモンをありがとうございました♪

 

 

その講座の際に、一人の方が参加理由を教えてくれました。
「長年の家族を介護する生活が終わり、やっと自分のことに構えるようになって健康診断を受けたところ…生活習慣病気味になっていることに気付き、自分のケアを始めたいと思って勉強のために受講した」とのこと。
素晴らしい理由でした。

普段の栄養指導の席では、食生活改善に義務感のようなものを覚えている方もいるようですが、結局は自分の体のため、これからの自分の心地いい暮らしのためです。この方のように、未来への投資のような意識で、前向きに食生活改善に臨んでくれる方がもっと増えていくといいなと思います。

すぐに結果が目に見えないのが難しくさせるところですが、

それでも長く定着させていきたいヘルシー食生活。

実は、とても基本的なことの繰り返しです。

改めて押さえたい、基本チェックリスト。YESが多いほど健康的!
ご確認ください♪

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ヘルシー食生活 実践チェックリスト

□1日3食、時間は規則的に食事ができている
1日1食や2食では、一度に食べる量が多くなってしまったり、また血糖値が安定せず糖尿病につながったり、体脂肪がつきやすくなったりします。また夜遅くに食べると、減量したくてもなかなかうまく減らせません。1日3食、規則正しいバランスのよい食事を、長く続けることを心がけましょう。

□普段食べているご飯(白米)1杯の量は、 150 gくらいだ
適量は、1日150gくらい=お茶碗に軽く一杯程度です。(※1日1600kcal目安) 男性用などの大きめなお茶碗を使っている場合、多くの人が通常の1杯量が150gを超えています。一度150gを量ってみましょう。(基本的におかわりはナシ!)

□野菜は毎食たべている
野菜が不足していると、やせにくくなることがあります。野菜自体はカロリーが低く、太りにくいもの。食物繊維、ミネラル、ビタミンの供給源で、血管が酸化するのを防止したり、体が円滑に働くサポートをしてくれます。野菜は毎食とり、1日合計4?5皿になれば◎。


□肉か魚、一度に食べるのはどちらか一方だけ(一度に両方食べない)

主菜(メインのおかず)は、基本的には肉か魚のどちらか一方だけにするのが理想的。肉や魚などタンパク源のおかずの食べ過ぎは、カロリーの摂りすぎにつながり易いもの。メインのおかず以外、副菜は野菜やきのこ・海藻中心にしましょう。

□おやつ・間食(などの嗜好品)は、楽しみ程度に少しだけで満足できる

おやつや間食のせいで食生活を乱す人が少なくありません。必要以上に摂ったカロリーは、お腹のお肉のもとになってしまいます。農林水産省が策定している『食事バランスガイド』では、おやつをとる際の目安量を1日200kcal程度としています。ジュースなどの飲み物も含め、200kcal以上になっている人は、少なくなるよう見直しましょう。
 

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いくつ当てはまっていましたか?
環境や習慣などで、いきなり改善するのが難しい場合もあるかもしれませんが。。

今日から一つでも実践して。

少し先の心地いい暮らしにつなげていけますように。

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