医療コラム

春菊で体調を整えよう



2024年2月
管理栄養士 小西

2月に入り、八王子にも雪が積もり寒い日もありました。
最近では最高気温が20度を超える日もあれば、一桁に下がる日もあります。

寒暖差や、花粉の飛散で体調が悪い方も多いようです。

そこで、今月紹介したい食材は「春菊」。
春菊の旬は11月~3月で、まさしく今が旬です。
果たしてどのような栄養があるのでしょうか。

今月は、春菊について説明していきます。







春菊の栄養



・βカロテン
βカロテンは緑黄色野菜に入っている成分で。春菊のβカロテン含有量は、野菜の中でもトップクラスです。
βカロテンは必要な量ビタミンAに変換されます。皮膚や粘膜の健康維持を助けてくれるため、花粉症の予防にも期待できます。また、活性酸素から身体を守る抗酸化作用があることがわかってきています。
油脂と一緒にとると、吸収率がアップします。


・カリウム
100g当たり460mgのカリウムが含まれています。
筋肉の収縮を調整したり、ナトリウムの排泄を促進することで血圧の上昇を抑制します。
また、むくみの予防にもつながります。


・カルシウム
100g当たり26mgのカルシウムが含まれています。
人体のカルシウムは、99%は骨と歯に供給され、その機能と構造に関与されています。
それ以外では、血液の凝固、筋肉の収縮、神経興奮の抑制、免疫機能の維持に役立っています。
不足しないように摂取することが大切です。


・マグネシウム
春菊には、100g当たり26mgのマグネシウムが含まれています。
マグネシウムが不足してしまうと、血管の収縮が起こり偏頭痛の原因となることが分かってきています。
また、マグネシウムは腸内の水分を集める性質があるため、便が柔らかくなり便秘の予防が期待できます。


・独特な香り(α-ピネン、ベンズアルデヒド)
春菊には独特な香り成分が入っています。自律神経に作用し、胃腸の働きをよくしてくれます。
食欲がないときは、おかゆに春菊を入れて食べるのも良いですね。



たくさんの栄養素が詰まっている春菊。
旬の時期は栄養価も高いです。ぜひ召し上がっていただき、体調を整えていきましょう。